カテゴリー: Level 1:心理機能のABC (1ページ目 (2ページ中))

8つの認知スペクトルとは何か?

今回は心理機能が作用する仕組みについて説明する。人々が心理機能についてよく理解するために、この記事が必要であろう。ヒーローとペアレント、あるいは主機能と補助機能がどのように情報を処理するか、心理機能がどのように機能し、どのように順序づけられているか理解していない読者も多いだろう。おそらく大多数は、情報が上から下に流れ込んでくると思っているだろうが、それは間違った解釈である。

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心理機能の楽観と悲観とは何か?

前回は心理機能のエミュレーションについて解説したが、今回は心理機能の楽観性と悲観性について取り上げる。これは人々の間であまり議論されない要素だが、心理機能の態度に大いに影響を及ぼし、行動の由来を理解するのに欠かせない。ということで、例題としてINTJに登場してもらう。

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心理機能のエミュレーションとは何か?

今回は心理機能のエミュレーションについて解説する。これは人間関係において避けることができない要素である。大半の人々は、自分の本質を貫くよりも、惰性、人の気持ち、社会的評価、何らかの利益などを口実として、合わない環境にしがみつき、好きでもない人々の気分を良くすることで一生を終える。私はこれを推奨しないが、読者の大多数はこういった境遇にあると思われるので、今回はその話である。

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心の四つの側面とは何か?

「ENTPのシャドウは正反対のISFJなのか?」という質問が来たので、今回は心の4つの側面について深く掘り下げる。今後タイプを語る上で重要な設定だろう。この設定が必要なのは、そもそもMBTIテストの精度に問題があるためである。テストを受ける人間も、自分に対して正直でなかったり、他人がどう思うかを気にしたりするので、結果は不正確である。このテストに替わるタイピングの手段として、次のシリーズで気質とインタラクション・スタイルを導入する。

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心理機能の軸とは何か?

これまで基本的な8つの心理機能について詳しく話してきたが、今回はその心理機能を結ぶ軸についての話である。心理機能とは、認知に作用する8つのスペクトルである。これはラジオのように同調し合い、8つのスペクトルを介して情報を送受信する。その半分は知覚機能であり、情報収集に使用される。あとの半分は意思決定に利用する判断機能である。

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外向的直観(Ne)とは何か?

前回は内向的直観という電波について紹介したが、今回はその外向バージョンである。外向的直観はあまり明確に定義されていない。それが何であるか、どのように機能するか、どのような知覚であるか、人々は理解していない。心理機能に限らず、「もう知っている」と思うことの大半を、人は理解していない。外向的直観を集合的無意識と呼ぶ人もいる。

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内向的直観(Ni)とは何か?

今回は外向的感覚と対になる知覚機能、内向的直観について取り上げる。アルファベットにするとNi、別名「電波」である。私は以前とあるNiユーザーから「他の人たちが語るNiはオカルトや超能力としか思えない。自分はそんな経験をしたことはないので、Niではないかもしれない」という相談を受けたことがある。Niユーザー同士でも電波を巡って見解の相違があるらしい。

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外向的感覚(Se)とは何か?

前回までは8つの心理機能のうち、4つの判断機能について解説した。判断機能は思考と感情、二つの側面から意思決定を行う。今回からは意思決定の情報源となる4つの知覚機能のうち、外向的感覚について説明する。今この瞬間に生きる人々、短期記憶へアクセスする機能である。なお、知覚機能はそれぞれ4つの元素に対応している。どの機能がどの元素と結びついているかは、アイキャッチから推察してもらいたい。

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