カテゴリー: Level 2:気質とインタラクション・スタイル

EX:SJを説得する方法

前回の記事でMBTIの問題点と、タイプを判定する方法がわかったことと思う。タイプが分からない人々は大勢いる。しかし、タイプがわかっただけでは対人関係の問題は解決しない。その問題のひとつが、N型の憎き宿敵SJにどう立ち向かうかということである。せっかく独創的なアイデアを考えたのに、SJの壁に阻まれる同胞を見るのは忍びない。ということで、今回はSJを説得するポイントを紹介する。なお、ここではアイデアそのものは良いものと仮定しているが、アイデア自体がしょぼい場合もある。

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性格タイプを判定する方法

このシリーズでは気質とインタラクション・スタイルについて紹介した。この二つの要素から、自分または他人のタイプを判定することができる。性格テストには欠陥がある。しかし、人はテストが好きである。何を隠そう、私もテストでINTP判定を出して喜んでいた時期があるが、私をINTJやENTJと思う人々もいる。今回はテストの問題点と、どのようにタイプを決めればいいかを概説する。

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インタラクション・スタイルとは何か?(バックグラウンド)

ここまでタイプ別のコミュニケーション・スタイルを紹介してきたが、今回はインタラクション・スタイル編の最終回となる。最後はバックグラウンドタイプとして知られるISFJ、ISFP、INFP、INTPを紹介する。4つのグループの中で、最もコミュニケーションに読解力を要するタイプと言ってもいい。INTPの説明文で「考えていることが複雑で他人に理解されにくい」と書かれているが、「話し方が回りくどく他人に理解されにくい」のがバックグラウンドタイプである。

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インタラクション・スタイルとは何か?(フィニッシャー)

前回に至るまでインタラクション・スタイルの半数を紹介した。イン・チャージとスターター、彼らは外向型という共通点があるが、そのスタイルは異なる。前者は群れの統率者、後者は群れの勧誘員である。今回からは後半戦、内向型の人々がどのようにコミュニケーションするかを紹介する。まずはISTJ, ISTP, INTJ, INFJの出番である。彼らは「フィニッシャー」と呼ばれるグループに属する。別名を「チャート・ザ・コース」とも言う。

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インタラクション・スタイルとは何か?(スターター)

前回に引き続き、今回もインタラクション・スタイルを取り上げる。今回は「スターター」と呼ばれるグループである。このグループにはENTP, ENFP, ESFJ, ESFPが所属する。前回、紹介したイン・チャージにおいてESTPは唯一のP型だったが、スターターの中でESFJは唯一のJである。いかにも無秩序なEP三兄弟の中にESFJが紛れ込んでいるのは違和感を覚えるが、ESFJとENTPには共通点がある。

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インタラクション・スタイルとは何か?(イン・チャージ)

このシリーズの前半では気質について取り上げたが、後半はインタラクション・スタイルを説明する。気質と同様にタイプは4種類のスタイルに分類されるが、分類の基準は異なる。噂によると、公式でもインタラクション・スタイルを導入しているらしい。公式と言っても海外の話で、日本の公式はテストを基にした自認でタイプを決める。しかし、自認以外でタイプを決める手段があるとしたら?今回はその手段について紹介する。

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4気質とは何か?(NT:知識人)

今回は皆が大好き、NT気質を解説する。このシリーズではタイプ判定するために気質とインタラクション・スタイルを紹介しているが、これについて説明すべきことはまだあるので、後ほど新たなシリーズを開始する。例えば、気質に関する理論家はカーシー、モントゴメリー、ベルンがいる。また、タイプグリッドの詳細やMBTIとの関係も取り上げねばならないだろう。

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4気質とは何か?(SP:職人)

今回は「職人」として知られるSP気質の人々に登場してもらう。職人は自由をベースにしたクリエイターである。彼らは非常に創造的で、機械的認識に優れ、周囲の物理的環境を操作することができる。これには車いじり、トラクターの運転、住宅の建設、図面、デザインなど手や工具を使ってできる作業が含まれる。

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4気質とは何か?(SJ:守護者)

最初のシリーズでは心理機能について説明したが、このシリーズでは気質とインタラクション・スタイルを取り上げる。心理機能は全ての基本ではあるが、指標に適切に対応していないという欠点がある。私が「INTJに見える」と言われるのも、これが原因だろう。指標と言うのはENTPやISFJなど、タイプを表す4文字のことである。外向と内向、直感と感覚、思考と感情、知覚と判断。テストはこれらを測定してタイプを判定する。つまり、テストが対象にしているのは指標であって、心理機能ではない。

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