最近メンバーシップに新たなクラスを追加したが、これは有料記事に加えてサイト上で販売した商品も視聴できるようになっている。INTJが他人のタイプを判断する際、それは相手に確認を取ったり検証しているわけではなく、INTJがそう信じているだけの場合が多い。つまり、相手のタイプが何であるかは、INTJの気分次第で決まる。そんなあなた方には、是非ともタイプグリッドを学んでもらいたいものである。
ここではINTJが兄でENFJが弟という設定で話を進めていくが、逆でもいい。この2タイプが兄弟になると、注目を引くための競争が起こる。劣等Seは非常に敏感で、常に注意が必要である。しかしSeチャイルドが登場してスポットライトを奪い取ろうとすると、兄弟間に悪魔のような敵意が生じる。INTJはENFJがスポットライトを奪うことに不満を述べ立てる。
ENFJはそれに罪悪感を覚えるが、FeヒーローはFiチャイルドを子供っぽいと思うだろう。弟が兄の弱さを非難すると、何が起こるかは想像に難くない。それは間違いなく表面化して、INTJはENFJに対して復讐を企てるようになる。この2タイプを同時に育てる場合は、両方に同等の注意を払う必要がある。片方が出しゃばり過ぎたら、「今度はお兄ちゃんの番」と諭すか、注目されるための課題を与えてもいい。これは非常に重要である。
この2タイプには感情的な相性があり、その点ではブロンズペアと同等である。ENFJがINTJの話を聞くように訓練されていれば、注目を引くための競争を思いとどまらせたり回避させることができる。そしてINTJは気分が良くなる。たとえINTJがENFJの意見に同意しなくとも、ENFJが考えを共有する余地を与えることも重要である。そうすれば関係自体は上手くいく。
もうひとつは、INTJにも達成する余地を大いに与えることである。ENFJは協調型として、資格を持つことで権力を得られると考えている。INTJは特定の目標のために資格や実績を得ようとしているだけであり、ENFJはよく見られるために資格を得る。無意識INFPはそれを必要としており、劣等Tiは他人に耳を傾けてもらうことに必死なので、資格がない限り誰も自分の話を聞かないことを恐れている。
協調型であるENFJは権威を気にするが、INTJは権威をあまり気にしない。より正確に言うと、自分の利益になる権威は利用するが、そうではない場合は無視する。ENFJは非常に気にする。そのため、多くの場合ENFJの弟はINTJの兄を見下し、人生をどう生きるべきか、どんな人間であるべきか、キャリアを含めてINTJに指示し、負け犬扱いする。それはINTJの中に憎しみを呼び起こすだろう。その点に注意した方がいい。
どちらにも選択肢が必要である。親として、片方の選択がもう一方の選択に悪影響を与えないように努力しなければならない。つまり、一方の選択をもう片方が奪わないようにする。これは非常に難しいことである。特に劣等Niは、何かを選択することで他の選択肢を選べなくなることを知っている。2人のNiユーザーを同じ部屋に入れると、相手の選択によってもう片方のSeがアクティブになる。
例えばSPが決定を下す時、彼らは自分の行動の結果をあまり認識していない。ほとんどのNiユーザーは自分の行動の結果を認識していない。他人が何をしているか観察することで一生懸命だからである。その中でもNiヒーローはマシな方だが、SPは悪くすると刑務所行きになる。そういうわけで、ENFJとINTJの間には選択肢を巡る競争が発生する。もしINTJが選択をすると、ENFJの選択肢のいくつかは消滅するかもしれない。これは深刻な問題になる可能性がある。
したがって、両者のNiが妨げられないようにしなければならない。Seの性質上それは難しいことだが、それというのもNiユーザーが決定を下すたびに、周囲の人々にSeの影響が生じるからである。他の人々に結果をもたらし、他人が後始末をしなければならない。しかしNiユーザーが決定を下すのは、良いことでもある。Seは他の人々に良い経験や良い義務をもたらすからである。
問題は、どちらのタイプもお互いに義務を負いたくないということである。あなたが介入せずに彼らが自分で決断を下すと、その影響はお互いに及ぶ。それは暴力に繋がる可能性がある。したがって、彼らの選択ゾーンを隔離して、互いに影響が及ばないようにするのが、あなたの義務である。競争させて勝利した方に選択肢を与えてもいいが、どちらかに有利になってはならない。それでも衝突は生じるだろうが、それはパフォーマンスの向上にも繋がる。
例えば水泳のパフォーマンス競争でENFJが勝利した場合、彼らはそれをINTJの領域に持ち込み、INTJを弱者として扱い、INTJの憎しみを煽ることになる。したがって、親としてはそのコストを計算した方がいい。彼らは両方ともNJなので、これは兄弟間の競争に繋がる。あなたができる最善のことは、INTJを虐待し、辱めているENFJに罪悪感を抱かせることである。
基本的にENFJがINTJの公開処刑を開始するのは、自分が愚かだと感じている時である。その瞬間に親として最善の行動を取らなければならない。そうでなければ、Seがエスカレートして、身体的暴力に行き着く可能性がある。それだけは阻止してもらいたい。
コメントを残す