INTPが生産性を高めて物事を成し遂げるには、快楽主義をやめなければならない。報酬としてドーパミンを得られないのに、彼らが何かに動機づけられることは稀である。これに関して詳しく理解するには、彼らの大罪を知る必要がある。

INTPが肉体の神殿の一員であるという点から、大罪に精通すれば答えは明確になる。ドーパミン以外に、INTPにとって報酬になり得るものはあるだろうか?INTPに目的が欠けていたり、何かを発見できなかったり、人に魚の釣り方を教えられなかったりすると、彼らは貪欲に身を委ね、それが高レベルの快楽主義に繋がる。ジャンクフードやビデオゲーム、Netflixやポルノなどがその対象である。ポルノに依存していないNTPの男性は1人もいないだろう。

ドーパミンの源泉は無限にある。快楽主義の罠に陥るのは、実に容易い。女性も含め、人々は自分のアイデンティティを父親から得ているが、父親不在の社会では簡単に自分を見失ってしまうのである。そしてやる気を失い、快楽主義に陥る。

INTPやESFJの報酬システムは人々を助けることに基づいているが、それは魚の釣り方を教えることである。ENTJやISFPには貪欲という大罪があり、生きる美徳は寛大さである。寛大さは人に魚を与えるようなものだが、ESFJやINTPのアプローチはそれとは異なる。彼らがただ魚を与えるだけなら、人々は彼らを利用するだろう。彼らは魚を仕入れる責任を負いたくない。だから彼らは、人々が豊かな未来を得られるように、やり方を教えて、物事を達成する方法を知らせる。

それを通じて、INTPやESFJは実際に人々を助けている実感を得て、Feヒーローや劣等Feは幸せになる。これはINTPの潜在意識ESFJが発達する理由である。INTPは人々に受け入れられないことを恐れており、そのために人生を犠牲にすることすらある。彼らが受け入れられるには、仕事に努力を注がなければならない。問題は、彼らが結果重視であることである。

ここでINTPがトリプル・システマティックであることが関係してくる。彼らは機能するシステムを見つけなければならないが、Seトリックスターは他人の失敗から学べないため、自分で試行錯誤しなければならない。これが彼らが障害を通じて抱える、一貫した問題である。しかし周囲の人々は、それを許す忍耐力に欠けている。全てはINTPの努力次第である。自制心をもってそれらの人々を無視すれば、最終的には試行錯誤の恩恵を受けることができる。

彼らが試行錯誤するには、Siチャイルドを不快にして、問題を解決せざるを得ない状況に追い込まなければならない。多くの場合、INTPは自発的に努力しない。デフォルトでは快楽主義で、ドーパミンを消費して快適になっているが、そのドーパミンを得られず、生産的になって自分の問題を解決しなければならない状況になれば、快楽主義をやめるしかない。するとSiチャイルドは問題を解決した経験を得て、同じような問題に苦しむ人々を助けられるようになる。

そしてその問題を解決する為に、魚の釣り方を教えられるようになる。最早INTPはビデオゲームやテレビ鑑賞、ポルノで自慰行為をすることだけが人生の楽しみではないことを知っている。人生は以前と異なり、彼らは他の人々をサポートできるようになっている。そうすることで、彼らの脳は遥かに優れた神経伝達物質を得ているのである。人生を通して自分や他人の問題を解決することで、経験の恩恵を受けられるようになる。

彼らは他人をサポートする方法を学ぶ必要があるが、寛大な方法で行うと、最終的に秘密契約を結ぶようになる。ESFJやINTPが他人に魚を与えると、彼らは苦々しい思いを抱き、秘密契約を結ぶ。彼らは好意を示している体をして、内心では見返りを期待しているのである。これは非常に操作的で、関係を破壊する可能性がある。INTPとESFJが秘密契約を結ぶリスクを排除するためには、問題を解決する方法を教授できるレベルに、彼ら自身が達する必要がある。

相手にこのスキルを教え、問題を解決する手助けをしたことで達成感や陶酔感を得ることが、人生に絶対的な喜びをもたらす。ポルノやNetflixを見ている場合ではない。彼らはただ魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える役割を引き受けなければならない。INTPとしてモチベーションを高めるために、ドーパミンに頼らないことを推奨する。代わりに肉体の神殿に取り組んで、他人に問題を解決する方法を教えれば、どんな量のドーパミンでも得られないほど高いレベルの幸福に到達できることを保証する。