今回はSD/SF INTJの見分け方を紹介する。INTJには少々理解が難しいかもしれないが、頑張って読んで欲しい。オクタグラムはエニアグラムの別バージョンのようなものであり、人間の育成をマッピングする。エニアグラムには欠点があり、人間の本性と育成を混ぜ合わせており、その区別をしていない。
そして人々はそれをMBTIとミックスして、どちらのタイプもわからなくなる。エニアグラムのもうひとつの問題は、7つの大罪である。これは実際には正確ではなく、8つの大罪がある。教皇グレゴリウス16世は、虚栄心を傲慢にしてしまったと思われる。以前は8つの大罪だったが、その後で7つの大罪になった。
私がオクタグラムを導入したのは、人々が人間の育ちを理解する手助けをして、「INTJっぽくないINTJ」にラベルを与えるためである。各タイプには4種類のオクタグラムがあるが、この投稿はSD/SFがメインである。他にはSD/UF、UD/SF、UD/UFがある。ストラウス・ハウ理論によると、4世代ごとに時代が転換し、それに伴うムードがある。これに倣って、喜び、希望、衰退、絶望の4つの元型を、それぞれSD/SF、UD/SF、SD/UF、UD/UFに紐づける。
SD/SF INTJは、最も喜びに満ちたINTJである。このINTJは子供の頃から能力を発揮している。Fiチャイルドは家族の同情の源であり、おそらく両親は二人ともFeユーザーだっただろう。彼らは楽しんで能力を発揮し、潜在意識を発達させたのである。そして思春期を過ぎ、大人になっても同じような支援を受けている。
彼らは子供の頃からパフォーマーで、家族もINTJがパフォーマーであることを喜んでいた。それは素晴らしいことである。そしてINTJは専門教育を受け、仕事で高いパフォーマンスを発揮する。このINTJは潜在意識ESFPに集中しており、自我に多大な支援を受けている。
INTJの自我は深いレベルの尊敬を求めているが、無意識ENTPは満足感を求めている。SD/SF INTJの心を掴みたいなら、INTJを頼り、彼らに深い尊敬の念を抱く必要がある。このINTJは一般的なINTJより尊敬を求めており、満足感についてはあまり気にしない。彼らは尊敬と引き換えに、自分の満足を手放すことを厭わない。
SD/UDとUD/SFも同様に尊敬を求めているが、UD/UFは生存メカニズムから尊敬より満足感の方を求めている。そして、この認知的起源を中心に人生全体が構築される。INTJの地位を崇めると、彼らの自我は増長する。SD/SF INTJが悲しむと、外見上は自我が利己的だが、内面は冒涜されて謙虚になる。他の人々が真実を伝えて、自我を抑えるのは彼らにとって喜ばしいことである。
これは認知的焦点における虚栄心と謙虚さという、大罪と生きた美徳の対比である。SD/SF INTJは外見上は非常に謙虚だが、内面では虚栄心が強い。だから彼らは虚栄心の強い人々と過ごすことを好む。虚栄心がもたらす高レベルの達成欲が自分にも伝染して、より多くのことを達成できるようになることを望んでいるからである。したがって、彼らは自分の達成レベルを高められる人々との関係を好む。そうすることで人生に喜びが満ち溢れ、深い敬意を得ることができる。認知的起源である尊敬は、INTJの喜びを増大させる。
各タイプのオクタグラムに関する詳細は、Level32で展開していく予定である。SD/SF INTJは自我と潜在意識でFiを使っているため、権利意識が強く、傲慢な印象を与える。だからこそ、時に彼らを冒涜し、自我の増長を食い止める必要がある。そうすると、彼らは相手が正直な人間だと思う。もし相手がINTJを煽てると、彼らは相手が自分を利用しようとしているか、不正直な人間だと見なし、Neネメシスが刺激されて偏執的になる。
だからSD/SF INTJと関係を築こうとする場合は、完全に正直にならなければならない。厳しい態度を取ってもいいが、敬意をもって行う必要がある。彼らは感謝するだろう。Fiは感謝の源であり、同情する機能である。彼らは感謝の気持ち、同情、信頼を抱く。INTJは騙されやすいので、信頼は本当に重要である。詳しくは美徳と悪徳を読んで欲しい。今回は以上である。
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