INFPの相性が良いタイプ、悪いタイプはLevel12で解説しているが、今回はINFPが健全な社会的関係を構築するための条件を紹介する。INFPの理想としては、人々が率先して彼らのところへ寄ってくることが望ましい。それは人々がINFPのそばにいたいと思っている証拠である。そしてINFPは群れになって安心する。
そこで問題となるのは、あなたが実際に外出して、アプローチされる環境に身を置いているかどうかである。それとも同じ場所に留まって、同じことを続けているか。そしてINFPは何故いつもと同じ日常が繰り返されるのか疑問に思っている。あるいは、どうしたらいいのかわからない。
時には快適ゾーンから抜け出して、未知の場所に行く必要がある。コーヒーショップかバーに行って、知らない人々と触れ合う代わりに、INFPは快適ゾーンに留まって、日々のニーズを満たすための買い物以外は外出しない。まずは何かしらの交流を持つことから始めなければならない。勉強でも趣味でもいいので、興味のあるトピックに関する集まりに出席して、自分をアピールする。
その際に、自分が魅力的かどうかを意識するのが重要である。残念ながら、人は見た目が9割である。人々は第一印象で、その人と関わりたいかどうかを数秒以内に決定する。INTPほどではないが、INFPもファッションセンスが悪い。状況に応じて適切な服装をしているか?おそらくしていないだろう。勉強するか、ファッションセンスのあるSeユーザーに助力を請うしかない。
自分の写真を投稿して、もっと似合うものを探してもらう。一時の恥を耐え忍べば、あなたの親しみやすさは向上するだろう。私もSeトリックスターなので、服装に関して最善のアドバイスはできないが、それをやりたいSeユーザーは大勢いる。Seクリティックは批判的だが、本人の服装も微妙なので参考にしたいとは思わないかもしれない。結局のところ、まずは自分を開示して、どのような人間か知ってもらう必要がある。
夢の国では誰もが我先にとINFPに握手を求めてくるだろうが、現実の世界では違う。どんな経緯で仲良くなろうと、友情は友情である。アプローチする役割に踏み込むことを恐れるべきではない。失敗することもあるし、Seトリックスターで人を不快にさせることもあるだろうが、Siチャイルドは失敗から学ぶことができる。
次に、自分自身を守ることである。友情を築いても、自分の弱点を隠さないようにする。INFPは他人を騙す可能性に気づいており、悪い評判を得ることを恐れている。そして結局は他の人の評判も悪くなるのである。誰かと親しくなる場合、その可能性を認めなければならない。人に対して弱みをさらけ出すことを許せなければ、あなたは引きこもりモードに入って、人々と関わらなくなってしまう。だから失敗を許容する必要がある。
他の人が何に心地よさを感じるべきか、あるいは感じるべきでないか決めつけているなら、あなたが心地よさを感じるものを相手に投影している可能性が高い。これはINFPによく見られる傾向である。中にはそれが許容範囲な人もいる。例えばゴールデンペアのENFJは、自分の快適ゾーンをあまり意識していない。だから一部のタイプでは問題ないが、他のタイプには「これをするのは快適ですか?」と聞いてみるといい。自分の快適ゾーンに対して冷静さを保つことが大切である。
あなたがその経験をしたいからといって、他の人もそうだとは限らない。あとは他の人と功績を共有することも重要である。他人が自分の功績を横取りするのではないかという恐れを乗り越え、人々を励まし、何らかの権威を持つように力づける。あなたの貢献に誰も気づかないほど影が薄いのは、自信がなくて裏方に徹しているからである。これは友情を維持して他人と健全に付き合うことにも繋がる。他人があなたの努力や貢献を認めていることを確認し、利用されたり子分にならないようにして欲しい。
Siチャイルドは酷い扱いに慣れてしまう。それは期待になり、交流に飢えて裏方に徹しながら、自分を気遣い、酷い扱いをしない人が現れることを夢見て現実に失望する。波風を立てたくないと思うだろうが、他人があなたを尊重することを期待するなら、自分のために立ち上がらなければならない。誰かに悪口を言われても、INFPはおそらくそれを許すだろう。INFP自身も噂話が好きだからである。心の神殿はドラマを求めて噂話をするが、INFPは情報を得るためにそれをする。これを悪意をもって利用するINFPもいる。
しかし人々と友情を築くうえで、それはあなたの評判を傷つける。情報のためだろうと、気分を良くするためであろうと、噂話に参加することは評判の低下を招くことを覚えておくべきである。INFPは背景に消えてしまう傾向があるが、他人が自分の快適さに気を配ってくれることを期待しない方がいい。特に他のSiユーザーは自分の経験に集中しているので、INFPに注意を払う暇はない。ただし本当に不快なことは、波風を立てることを恐れず、はっきり言うべきである。それを受け入れてくれるのが、本当の友達と言えるだろう。
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