来月中にセッションの値上げを行うので、検討中の人はご了承願いたい。今後もブログの記事数および参考文献数が増えるごとに値上げする予定である。ということで、今回はオクタグラムの無意識発達と潜在意識発達の違いについて解説する。

おそらく多くの読者は、オクタグラムが何かよくわかっていないだろう。各タイプのオクタグラムについてはメンバーシップで解説する予定だが、無意識の発達と潜在意識の発達の違いは何か?ちなみに、これは焦点とは別の概念である。オクタグラムを理解するには神殿や認知的起源についても学ばなければならないが、ここで話しているのは2つのスペクトル、つまり影の極と願望の極である。

これはあなたのオクタグラムが、どちらのスペクトルに傾いているかという問題である。いつもは人間の本質、つまりタイプについて話しているが、オクタグラムは文字通り人間の育成であり、非常に重要な概念である。これは人生の全てに影響する。

覚えているだろうか?人間はベン図である。最初の円は彼らの性質、2番目の円は彼らの育成である。その交差点が人間になる。つまり、人間とはタイプとオクタグラムから構成されている。ゴールデンペアのタイプ同士でも、互換性のないオクタグラムでは上手くいかない。

私は無意識発達のINTPである。焦点は微妙なところなので、UD/SF、あるいはUD/UF INTPとなる。オクタグラムには4つの異なるバリエーションがある。ゴールデンペアや相性の良いタイプを見つけるだけでは十分ではなく、オクタグラムの互換性が重要である。非常に多くの組み合わせがあるので、個々のタイプを気にするのと同じくらい、オクタグラムの互換性にも気を配る必要がある。

オクタグラムの互換性については色々な説があるが、ゴールデンペアのオクタグラムが異なると、同じ認知的起源を争うことがある。その場合は同じオクタグラムの方がいい。例えばENTJとINTPが双方ともにUD/UFであった場合、彼らの認知的起源は競合しない。ENTJは探索を、INTPは目的を重視しているからである。彼らは自我ではなく、無意識の認知的起源に強く影響されている。

神殿の観点から見ると、無意識の発達はあなたが影の極に近づくことを意味し、潜在意識の発達はあなたが願望の極に近づくことを意味する。これは人の具体的な行動に表れる。つまり、私の願望の極は従順さ、影の極は快楽主義である。従順なINTPは誰かの望みを叶えるために、義務としてサポートに徹する。それが彼らの認知的起源である探索に関わる人物なら、なおのこといい。 

私のように影の極に近いINTPは、自分が興味深いと思うことを探求し、その発見を他人と共有する。これは子供時代に孤独や憂鬱を感じながら過ごしたために身につけた、生成能力である。間違った方向に進むと、アルコール依存症や薬物中毒に陥り、同類と繋がりを得ようとする。このINTPは他人に対してサポート的ではなく、自分が興味のあることを追求するために、他人にサポートを要求する。

したがって、私は願望の極ではなく、影の極に近いので、それは私が無意識を発達させており、生涯を通じてシャドウENTJを発達させてきたことを意味する。無意識と潜在意識の発達は子供時代に決まる。これがオクタグラムの仕組みである。人の認知的発達は幼児期に決まり、子供の頃の生育環境が障害になったため、私はENTJの影を発達させざるを得なかった。

育った環境が自我を望ましいものとすれば、潜在意識が発達し、願望の極に近づいただろう。これがテイラー・スウィフトのような人間が幼少期に能力を身につけ、潜在意識が発達した理由である。両親は長子に対して間違いを犯すため、伝統的に長子が全てを相続する。彼らは両親と向き合わなければならず、沢山の間違いが犯され、それは大きな問題になった。その二項対立を意識するのが重要である。これは人間が影の極に近いか、願望の極に近いかのスペクトルであり、それがオクタグラムの認知発達を測る方法である。