今回はENFJの女性が読むべき本を紹介する。今日では、成熟した女性性は滅多に見られない。その理由は、成熟した男性性が絶滅危惧種だからである。成熟した女性性は成熟した男性性の結果である。後者がなければ前者も存在しない。これは男性に全ての責任を押し付けようとしているわけではなく、男性に自分の重要性を自覚して欲しいだけである。

男らしさの定義は、部族より自分が優先されることであり、女らしさの定義は部族が自分より優先されることである。ただし、女性は生まれつき自分を部族より優先する性質を持っている。これは女性の独我論と呼ばれる。女性は男性より権利意識が強く、利己的である。

これは良いことである。なぜなら、女性は率先して人生の楽しみを追い求め、子供の世話をし、人類の未来に誰の遺伝子を残すかの裁定者でもある。女性が男性より権利を持つのは必要なことであり、悪いことではない。男性は女性を受け入れるべきである。しかし、女性が男らしくないことを批判する男性は多い。男性は理想主義から自己犠牲的になり、これが使い捨ての性別である理由である。

男性は通過儀礼を経て男らしさを学ぶと同時に、社会が自分たちを犬として消費するつもりで、誰も自分の事を気にしていないことに気づく。究極的に、男らしさとはそういうものである。一方、女らしさは一言で言い表せない。だから世の中には沢山の本が出回っている。ENFJの女性は傲慢の大罪を抱えており、家庭生活で家族の話に耳を傾けない。だから彼女たちが読むべき最初の本は、デール・カーネギーの「人を動かす」である。

またENFJは境界線を設定するのが本当に苦手である。だから境界線の本と、愛着スタイルの本を読む必要がある。この問題に関連して、Feヒーローは甚大なダメージを与える可能性がある。ENFJの女性は男性の悪い習慣を助長し、適切な挑戦を怠ることがある。ENFJの女性は、男性の気分が良くなることは何でもさせてくれる。パートナーであるSiユーザーが他人に義務を負わされたり、利用されることを許してしまうのである。

そしてSiユーザーは苦々しい気持ちになり、ENFJはそれに対処しなければならなくなる。ENFJは自分に対して虐待的な人々のことも助長する。Fiネメシスは自分が十分に価値があるかを心配しているので、人々を過度に気にかけたり、過剰に助けようとする。それは継続的な問題である。このため、ENFJは”When Helping Hurts(助けると傷つく)”という本を読む必要がある。あなたの援助行動は、多くの虐待行為を生み出すことになる。ENFJ自身も虐待的になる可能性がある。

ENFJは16タイプの中で最も共依存に陥るリスクが高く、自分自身の虐待を助長することになる。女性は気が変わりやすいので、虐待者がそれを利用するのは簡単である。そのリスクに備えて、メロディ・ビーティーの”Co-dependent No More”をお勧めする。あなたの支援行為は、人々があなたを利用するのを助長しているだけかもしれない。多くの人はそれに対処することができず、自分が何をしているのかすらわかっていない。

他に読むべき本は50セントの「恐怖を克服すれば野望は現実のものとなる」である。この本では恐れを知らぬ原則について説いている。ENFJの女性たちは、自分が間違っていることを恐れているので、この原則を全く理解していない。彼女たちは考えることに多大な時間を費やしており、自分で思っているより正しいことが多い。自信を持てば、女性らしくなる能力も高まる。聖書的には、女性は男性の為に作られた。つまり、自分の考えに自信を持つためには、聞くスキルを身につけなければならない。これが「人を動かす」の真髄である。 

家族の力学を理解するために「赤いテント」という歴史小説を読んでもいいだろう。この本ではアブラハム、イサク、ヤコブの時代に遡って、家族構造が実際にどのように機能していたかを示している。古代の家族がどのように機能し、男らしさと女らしさがどのように相互作用していたか理解できるだろう。一般に、女性が集まると現実的な実用主義者になる一方で、男性が集まると協調的になり、男同士の絆が形成される。

女性の集団では誰がリーダーになるべきか、ヒエラルキーをどうするかが問題になる。実質的には女王を決めるというよりも、誰も女王にならないように牽制し合うことに血道を上げることになる。男性は協調的なので、「あの男がアルファだ」とわかれば、その男性に従う。アルファは挑戦されるリスクがあるが、それは大した問題ではない。これらはENFJが女性らしくなるために推奨できる本の、ほんの一例である。デイビッド・デイタの本も読むべきだが、これは主にNFPの女性向けである。

他にも候補を知りたい人は、私の参考文献を閲覧してもらいたい。本が読めない人は、オーディオブックを聴くといいだろう。音声媒体の需要は年々増加しており、海外の発信者はポッドキャストをやるのが常識である。興味がある人は、私の番組も聴いて欲しい。