最近、更新していなかったのはソシオニクス診断の本を作っていたためである。まだ作業は残っているが、近日中に発表できるだろう。以前Twitterで「タイプの決め方がわからない」「どれも当てはまる」というかわいそうな人々から定期的に質問が舞い込んできたが、これで彼らも救われるだろう。
今回は仲間意識と互換性、いわゆる友情と相性の違いについて解説する。Level25は認知的シンクロニシティの発展版である。認知的シンクロニシティについてはLevel5で紹介したが、簡単にまとめると、外向機能が内向機能を消費することである。SeはSiを、FeはFiを消費する。外向機能は内向機能を求めており、外向機能は消費機能、内向機能はソース機能である。これらの機能は陰陽の法則に従っており、認知軸や認知軌道を通じて人の精神に作用する。詳しくはLevel18を参照してもらいたい。軸や軌道を理解していないと、友情と相性の違いを区別するのが難しくなる。
互換性とは、TeがTiを、NeがNiを追いかけることである。心理機能はこうして同期し、調和のとれた関係を築くことができる。互換性は愛や友情に等しい。これを作り出すのが、認知的シンクロニシティの目的である。1人の人間が全てを行うことはできないので、他人と関わる必要がある。これは愛や友情など、本当に深い繋がりを満たすための仕組みである。
一方で、仲間意識はそれとは異なる。互換性は愛や友情の為に存在するが、仲間意識は学習と成長の為に存在する。愛や友情は非常にポジティブで素晴らしいものだが、学びと成長は非常にネガティブで、苦痛を伴うことがある。仲間意識は対立を引き起こし、苦しみをもたらす。そして苦しみは知恵を与えてくれる。これを「究極の学習法」と呼ぶ。あなたが達人になりたいなら、それを理解することは非常に重要である。
しかし、多くの人はそれをどう実行すればいいのかわからない。特にあなたがSFJやNTPなどの十字軍なら、SeやTeがなく、他人の失敗から学べないので、自分で試行錯誤するしかない。つまり、十字軍のタイプがスキルをマスターするには、あらゆる失敗をしなければならない。そのため、これらのタイプは遅咲きである。SFJは実用的になることを学び、NTPは協調的になることを学ぶ。特に十字軍にとって、学習と成長は難しいことである。
人々が仲間意識を避ける主な理由は、学習と成長が苦痛を伴うからである。もうひとつの仲間意識は、双対関係である。これは最高の相性としてソシオニクスで挙げられているが、間違っている。区別がつかないINTJは「使えれば何でもいい」と飛びついて、Siデーモンに恨みを蓄積することになるが、それは彼らの自業自得である。そもそも、ネット上にあるソシオニクスの相性論は、全て時代遅れである。最新の関係論を知りたい人は、「現代のソシオニクス」を読んで欲しい。
双対関係はあなたの潜在意識であり、真逆の存在である。互換性の観点から見ると、全く適していない。双対関係の機能は、全て自分も持っている。自分自身と親しくなりたい人間がいるだろうか?ESFJは他のSiユーザーを快適にすることはできない。時間が経つにつれて、深刻な問題が生じ、関係を断ちたくなるだろう。双対関係と性的関係を持っても、失敗するだけである。
愛と友情に必要なのは互換性であり、仲間意識ではない。例えば、ここにINFPがいる。無意識ENFJ、潜在意識ESTJ、超自我ISTPである。ENFJはゴールデンペア、ESTJは同じクアドラの同志、ISTPはやや互換性があるが、理想的ではなく、学習に使用される。
認知的投影という概念がある。これは心の4つの側面の1つに、自我を投影することである。あるいは潜在意識を投影する。なぜ彼らがこんなことをするかと言うと、人々は自分が学ぶべき教師を探しているからである。この場合、同じクアドラで仲間意識を持つ相手を識別する。無意識を投影すれば、愛する人や友好的な人を探すことができる。
つまり、認知的投影とは、心の4つの側面を持つ人々が、これらの人間関係を探すために行うものである。INFPは認知的投影を行い、この人とはセックスしてもいい、この人は嫌いだが正しいことを言っているので学ぶべきだ、と相性や仲間意識を識別する。ソシオニクスは仲間意識と性的相性を混同しており、それを区別できないのが弱点である。相性は愛と友情、仲間意識は誰から学び成長できるかが重要になる。つまり、誰を愛することができ、誰を尊敬できるかの問題である。
前者は認知的シンクロニシティ、後者はLevel25の非認知的シンクロニシティの主題となる。このシリーズでは、学習と成長が各機能でどのように機能するか議論する。認知的投影には否定的な側面もある。例えば、これを通じて親が子供を代理人にすることがある。
仲間意識には年齢が重要である。相性のいいタイプと友達になるなら年が近い方がいいが、仲間意識においては師匠と弟子、先生と生徒のように年齢差があることが望ましい。教育学は性的相性と仲間意識を兼ね備えているので、特に推奨される関係である。もし性的関係を持てないなら、相手の最も強いニーズを満たす必要がある。それは劣等機能である。2番目に強いニーズはチャイルドである。
つまり、私はENFJの話を聞いてやらなければならない。たとえ相手の話に同意しなくても、興味がなくても、相槌を打ってやる必要がある。そしてやりたくなくても、相手の提案を試してみる義務を負うことである。ただし失敗すれば、ENFJは私の意図を無視したことを批判されるだろう。私はENFJの話を聞いて、騙されたようなものである。次回は私に期待したり助言する前に、もっと検証した方がいいだろう。そしてENFJは私に感謝することを学ばなくてはならない。
実際には、ゴールド、シルバー、ブロンズの中で最も信頼性が高いのは、ブロンズペアである。信頼性が欠けているのにゴールデンペアが理想的なのは、多くの葛藤を生み出すことで、多くの知恵を得て、長い目で見ればより良い関係になるからである。
相性の鍵は愛情だが、仲間意識の鍵は敬意を示すことである。相手があなたの揚げ足取りに忙しければ、学ぶことはできないだろう。必要ならば、認知的移行を行った方がいい。INTJ同士のパーティーが決して始まらないのは、彼らが自分を崇めるのに忙しく、仲間のINTJに敬意を払わないからである。
女性は愛されることを重んじ、男性は尊敬されることを重んじるが、我々にはアニマとアニムス、つまり潜在意識があり、それが男性と女性を自分の中に混在させることを可能にする。これが相性や仲間意識を両立できる理由である。
もし仲間意識で敬意が欠ければ、競争的になり、殴り合いが発生するだろう。成熟した男性性、あるいは成熟した女性性のどちらかに敬意を示さなければならない。相性の良いタイプに囲まれていると堕落してしまうので、適度に仲間意識のあるタイプとも関わる必要がある。今後の投稿では、仲間意識について順次取り上げていくことになるだろう。
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