昔「どうやったらAmyleeさんみたいに頭のいい人になれますか?」と聞かれたことがあるが、「頭がいい」=テストで良い点を取ることなら、それほど難しくない。授業中にテストに出る部分を推測して、それを覚えておくだけである。正直なところ、NTPは学校の勉強に関しては問題を抱えている。学校とは、誰が賢いかをテストする場所ではなく、記憶力をテストする場所である。
NTPは学校生活の中で、これを直感的に理解する。彼らの観点からは、学校の勉強は時間の無駄である。真面目に勉強したとして、そこから得られる結果は何なのか、価値のあることなのか、形式的にやっているだけなのか。INTPは学校の勉強を、ただ形式的にやっているだけだと見なすことが多い。
INTPはスペシャリストではなく、ゼネラリストになることに焦点を当てる必要がある。しかし学校では実用主義を手放して、システムの中で落ちこぼれになることを強いられる。これはINTPを阻害して、彼らが教育を受ける意欲を失わせることになる。これを放置すると、大きな問題になっていく。多くの場合、INTPは快楽主義を悪化させる。
これは肉体の神殿に属するタイプとして、必然的な結果である。肉体の神殿は、心の4つの側面が共通するタイプとして、INTP、ENTJ、ISFP、ESFJで構成される。肉体の神殿は人生で様々な闘争を抱えることになり、その結果のひとつはINTPの大罪である暴食として表れる。INTPは非常に大食いで、特にドーパミンに晒されると非常に快楽主義的になる。ドーパミンの供給源を全て絶たない限り、彼らが学問に励むことはない。
彼らは実際に仕事をやり遂げた後、報酬としてドーパミンを自分に与える。INTPにはそのプロセスをやり遂げる自制心があるが、通常はやろうとしない。それができれば、アインシュタインのような天才になれる。彼は高校の数学で落第したが、それは知性とは関係なく、学校制度を嫌っていたからである。実際に有名人400名を調査したところ、5分の3は学校時代に問題を抱えていた。
教育は読み書き、算数、英語、歴史を教えればよく、体育や家庭科は協調型のために設けられた馴れ合いの場である。総合学習では社会の犬として洗脳される。生徒たちは体験学習という名のタダ働きをさせられ、更にフィードバックとして仕事ぶりにケチをつけられるのである。男性には女性らしく、女性には男性らしくあることを求めるのが現在の社会であり、これは社会の崩壊を引き起こすだろう。
例えば、女性はアニムスにとらわれていて、女性的であることを社会に受け入れられていない。INTPが教育に取り組もうとしている時、または勉強に取り組むことを強制されている時、この現象をどうやって乗り越えればいいのか?できるだけ気を散らすものを排除し、完全に内向モードになる必要がある。快適な環境が全くない場所、何もすることがなくドーパミンを供給するものが何もない場所である。
そうすればモチベーションを見つけられるようになる。ドーパミンはSiチャイルドや劣等Siに作用するが、Niクリティックが発現するのを抑制する。INTPのドーパミンはNiクリティック・ブロッカーのようなものである。それは彼らの大罪である貪欲さのためであるが、これはLevel7-2にいずれ投稿される。
とにかくINTPは独りになって、ドーパミンや気を散らすものを全て取り除く必要がある。勉強以外に注意を向けるものがなく、音楽を聴くことさえ避けた方がいい。音楽はSiチャイルドにドーパミンを供給するだけになってしまう。INTPができる賢明な選択は、目の前にある唯一の選択肢が勉強だけになるようにすることである。しかし、彼らにそれをする自制心を持たせるのは、本当に難しい。INTPの親は彼らの部屋からゲームやパソコンを回収し、完全に殺風景にすることである。彼らは机と筆記用具と宿題以外、何も持たない。
そうしなければ、彼らはドーパミンの中に迷い込んでしまう。INTPは16タイプ中で最もドーパミン中毒に陥りやすく、肉体の神殿に由来する暴食と、自制心が身に付かない限り快楽主義という問題を抱えている。これはINTPに勉強させるために必要な措置だが、彼らが勉強を好むわけではない。彼らは自分自身を強制する術を学ぶか、他の人にドーパミンを管理してもらう必要がある。
ドーパミンを取り除き、Siチャイルドの注意が勉強や仕事だけに集中できるようにお膳立てした上で、やっとINTPは勉強に取り組むようになる。彼らの快楽主義には、気をつけてもらいたい。
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