初デートで結婚をほのめかしたら、INTPは逃げ出すだろうか?逃げ出すかどうかは多くの要因に依存するが、それ自体に驚くことはないだろう。INTPはNeペアレントで物事を見通すので、あまり驚かない。
INTPはコミットメントに問題がある。自分自身に対しての問題と、相手が主導権を握っていることに対する問題である。彼らは色々と情報提供してくるだろうが、相手は何が言いたいかわからない。どの文脈で何が言いたいのかなぞなぞを解くようなものである。彼らの言葉を文字通り受け取っても、真意はわからないだろう。
INTPはNeペアレントで「もしもこれが起こっても、私は約束を守れるだろうか?」と自問する。このため約束を守るつもりはあっても、コミットメントを躊躇う。彼らは他の人々が自分の望みに対して無責任なのを知っているので、自分もそうすることは望ましくない。内心で結婚したいと思っていても、コミットしたくないのである。他の人々が結婚に関して無責任な決定を下していることを知っているからである。
特に自分の家族内で両親や兄弟が間違った結婚をして、悪い経験をしたことがある場合はそうである。彼らはSiチャイルドに苦々しい感情を抱くようになる。しかも、精神的に自分自身を楽しませることに夢中になって、外界の退屈な人間関係に飽きてしまうことがある。そして自分の人間関係に無責任になるか、過剰にコミットして利用される。INTPの中には一夜限りの関係を求める人もいるが、彼らにとってコミットメントは怖いものである。
NTPは永続的なパートナーを見つけることが、殆どの人よりも難しい。彼らは通常、社会の期待に従うためだけに結婚するようにという協調型のプレッシャーを無視する。NTは実用的である。SPも実用的だが、彼らは協調型であるSJと相性が良いので、強制的に結婚することになる。しかしNTにとって結婚は単なる選択肢であり、必須ではない。
仮にコミットメントしたとしても、将来うまくいかないかもしれない無数の「もしも」を考えた挙句に、結婚式直前に別れを切り出す可能性がある。十分に考え抜いた結論だが、Seトリックスターはそれが相手に与える経験に気づいていない。
それを踏まえて考えなければならないが、実のところ、初デートで結婚をほのめかしても、INTPが逃げ出すことはない。INTPのゴールデンペアはENTJだが、全てのタイプの中でENTJが最も早く結婚し、最も早く誰かにコミットし、最も一夜限りの関係を持つ可能性が高い。一夜限りの関係についてはSTPに後れを取っているかもしれないが、いい勝負だろう。4番目はENFJである。
ENTJは初回か2回目のデートで結婚を申し込み、あっという間に既婚者になる。INTPは自分が心地よく感じ、相手に本当に望まれていれば、かなりの確率で結婚を受け入れる。異性から結婚を申し込まれれば、INTPの責任はかなり軽減される。特に男性は指輪を準備して決断するプレッシャーから解放される。彼らは女性的な上に伝統を重視していないので、NTJの女性が結婚を申し込んでくれれば、それで快適である。
INTPのゴールデンペアであるENTJは彼らを見つけ出し、その場で決断を下すだけである。素晴らしい。ESFPの場合も同じである。劣等Niが自分の望みを恐れない限り、ESFPは行動志向である。彼らはINTPを望んでいることを知っており、知り合ってから2週間以内に結婚を申し込むだろう。半年以内に結婚を申し込んでこない場合、別れた方がいい。
とにかく一般的なINTPは初デートで結婚をほのめかされても逃げ出すことはないが、問題は育成である。もしINTPが無責任な決定のせいで失敗した結婚を経験して苦々しい思いを抱いた場合、彼らは結婚という考えに嫌悪感を抱くだろう。なぜなら、彼らは周囲で結婚に成功している人々を知らないからである。INTPの両親がゴールデンペア、あるいはブロンズペアで結婚に成功していれば、間違いなく自分もそれを経験しようとする。あなたは私を望んでくれるし、安心させてくれるし、私の考えを聞いてくれる、というわけである。
最初のデートで結婚をほのめかすということは、相手が長期的な関係を望んでいるということである。INTPが望んでいるのは必要とされていること、価値を認められていることである。そして「これについてどう思う?」と聞かれて、性的に攻められることである。だから結婚をほのめかすのは、求められているとINTPに感じさせるためには良い戦略である。結婚を受け入れるには時間がかかるかもしれないが、逃げ出すことはない。あなたは人生で必要とされていると感じさせてくれた、唯一の人なのだから。
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