ENFJを子供っぽいと見なすかどうかは、人によって違うだろう。私のパトロンにもENFJがいる。変わった人ではあるが、私を助けてくれていることは事実である。
もっとも私は彼と話したことは殆どないが、彼に対して言えることがあるとすれば、「本当の名前には、本当の力が宿る」ということである。これはデキムス・ユニウス・ユウェナリスの言葉である。あなたがやりたいことが何であれ、偽りの自分のままでは、それは達成できないだろう。これは誰であってもそうだが、ENFJの場合は特にそうである。
ENFJの最大の問題点は、ナイーブで子供っぽい頑固さがあり、ポジティブすぎて現実的ではないことが多い。彼らは空想の世界に生きている。ENFJは大抵はわかりやすい善人キャラだが、感情が豊かすぎるため、タイプによっては付き合いにくい場合がある。
ENFJは内面を成熟させて感情をコントロールできるようになれば、大人びた子供のような存在になる。ENFPとENFJは多くの子供っぽい特徴を共有しているので、彼らは互いをよく理解し合えるだろう。ENFJはより大人びた性格で、真面目で目標思考、権威ある人物の言うことを聞くべきだと知っている。そうしないと、彼らのSeチャイルドは感情に突き動かされた選択に傾倒してしまう。周知の事実だが、感情が高ぶっている時に決断を下すのは、人生に対処する最悪の方法である。
ENFJはイベントが好きで、特にクリスマスになると大喜びする。クリスマスツリーの下に沢山のプレゼントを置きたいタイプで、多ければ多いほど他人にとって良い経験になると思っている。ENFJは自分が贈っているものが、まさに家族が求めているものだと思い込んでいるが、実際にはそうではない。Seチャイルドは皆に素晴らしい経験をさせてあげたい、いつも皆を心地よくさせたいという気持ちを持っている。
Seチャイルドには多くの人が苦労する。なぜなら、あまりにも子供っぽくて世間知らずに見えるからである。16タイプ全てがチャイルド機能を使っている時は子供っぽいが、ENFJはその機能を露骨に表に出している。ENTJは自分の地位や評判を意識しているため、「これを見せるのは適切ではない」と思って、それを隠そうとすることがある。一方、ENFJはTeデーモンなので、評判や地位など気にしない。彼らはやりたい時にやりたいことをするだけである。
その結果、Seチャイルドがあまりにも露骨なため、人々は彼らを子供っぽいと見なすことがある。Fiチャイルド、Teチャイルド、Niチャイルドはそれほど露骨ではないが、Seチャイルドは子供っぽく注目を求めている。それがENFJが大きな子供と見なされる理由である。彼らは誰かを良い気分にしたり、良い経験をさせてあげたいと願っている。自分のパフォーマンスで注目を集めたい。
ENFJが年を重ねて、Niが発達すると、より責任ある意思決定ができるようになり、Seチャイルドをある程度抑制することができるようになる。彼らはその状況でより注意を払い、内なる子供を守ることができるので、それは彼らにとって大きな助けになる。ENFJは選択の自由に責任を持つ必要がある。それを心に留めておいて欲しい。あなたが人々のために良い経験を与えたからといって、必ずしも忠誠心を獲得できるわけではない。
ENFJは自分が貢献したり、役に立ったりすれば、人々はそばにいてくれると考えることが多い。INFJの劣等SeはSeチャイルドより遥かに敏感である。ENFJは見捨てられることを恐れているが、INFJほど酷くはない。INFJは見捨てられ恐怖が著しく、日常的な問題になることがある。ENFJには、この点で自分を律することがどれほど重要か理解してもらいたい。しかし他人がどう思うかなど気にせず、子供っぽく見えてもいいなら、自分を貫いて人々に良い経験を与えればいい。
チャイルド機能に関しては、子供っぽく振舞っても構わない。誰かがあなたのチャイルド機能を非難するなら、それは児童虐待である。だから私はENFJの振る舞いをからかったりしない。したがって、人々のチャイルド機能を踏みにじるのはやめるべきである。そうすれば、人生は多くの面でずっと良くなるだろう。ENFJたちもきっと感謝してくれるはずである。