落ち込んでいるISTPを社交的にするにはどうすればいいか?いつもと同じような仏頂面だからといって放置していると、突然自殺したりカルト宗教に入信する恐れがある。
ISTPが落ち込むのは何故か?多くの場合、ISTPはベータ・クアドラの人々と同様に、自分の群れを持っていない時に落ち込む。つまり、人々はあなたを尊敬しておらず、あなたの専門知識を求めて近づいても来ない。精神の神殿の人々にとって、自分の仕事、自分の規律を尊重する人々が周囲にいることは、本当に重要である。
オクタグラムの観点からISTPが落ち込む原因となるものや、問題に繋がる可能性のある行動となるのは、まず検証が挙げられる。これは情報に関するものである。時には人の感情に関するものだが、多くの場合、それは何が真実で、何が論理的か、そして何が人々によって良いことか確認することである。ISTPはその検証を使用して、他の人々を改善しようとする。
NFJと同じように、ISTPは皆がダメなら自分も努力しなくていいという問題を抱えている。本来のISTPはESTJシャドウの効果で、最も勤勉なタイプである。しかし怠け者になって、最後までやり遂げられないことがある。あなた方が向上しない言い訳をして、努力しないのは嘆かわしいことである。劣等Feは殆どのタイプより努力できるが、それは疲れることでもある。
ISTPは勤勉なSiチャイルドに匹敵する、一貫した努力家である。Siチャイルドは非常に脆弱になることがあり、何かが上手くいかないとがっかりしてしまうが、Siクリティックは酷い状態でも一生懸命に働くしかないという考えを持っている。ISTPが何かを決断すると、それを覆すのは非常に難しい。
潜在意識焦点のISTPは謙虚である。通常ISTPはそれほど面白いタイプではないが、潜在意識焦点のISTPは自虐的なユーモアで謙虚さを表現する。これはプライドという影の焦点によって相殺される。ここには2つの力学がある。自己の要素と、仕事の要素である。多くの場合、ISTPが問題に巻き込まれるのは、仕事に対しては謙虚だが、人としてプライドを持っていないせいである。これは問題である。
あなた方が規律を守り、取り組んでいることには誇るべきことが沢山ある。仕事には常に改善の余地があるという謙虚さは必要である。しかし自己卑下したり、自分の仕事を軽視したり、素晴らしい品質なのにそれを否定してはならない。その裏側にはプライドがある。人としての自分にプライドを持っていても、仕事に対してはプライドがないこともある。
これらは互いに影響し合っている。焦点の違いだけでなく、使い方が間違っていることもある。これが潜在意識焦点と無意識焦点である。前述したように、ISTPが落ち込むのは狼の群れがおらず、自分に近づいてくる人がいないからである。ISTPが無意識焦点であり、過度にプライドが高い場合、他の人たちはうんざりする。
発達の観点から見ると、ISTPの願望の極は頑固さ、影の極は結合である。ISTPは環境を操作するのが上手い。彼らは自分で思っている以上に、社会を操作することに長けている。特に影が発達していると、哲学者の力学を持ち込み、殆ど全ての状況で上手くやっていくことができる。やりがちなのは、規律も教育もない他人に合わせることである。人を受け入れることに関して言えば、ISTPはある種の伝統を受け入れようとしている。ここで多くの問題に巻き込まれ、関係において第三の男(あるいは女)になってしまう。
ISTPはうっかりカップルを引き裂き、彼らの忠誠心を失う。しかし恋人を裏切る人間は、あなたのことも裏切るだろう。ISTPが他人を誤った選択に導くのは、Neトリックスターが結果を予測できないからである。だからISTPは他人から奪った恋人が浮気をすると、仰天する。彼らにとっては青天の霹靂である。予測能力が皆無だからといって、他人の規律の欠如や忠誠心の欠如を扇動して許されるわけではない。
他人が成長できるように配慮して、リソースを提供するのがあなたのやりたいことである。彼らがそのリソースを利用しないなら、それは彼らの責任であって、あなたの責任ではない。これは誰を傍に置くべきか判断する方法にもなる。ISTPの周りには規律正しく、勤勉な人間が必要である。多くの場合、その中でISTPは最も勤勉であり、彼らと競争できる人間を尊敬するだろう。
自己利益のために他人を順応させるのではなく、成長のために順応させるべきである。他人の忠誠心を育み、社交の輪、つまり狼の群れを形成することが成熟と言える。多くの場合、ISTPはどんな仕事に携わっていても、それに熱中している。仕事に誇りを持つためには、それが不可欠である。したがって、ISTPの社交の輪はキャリアや趣味から生まれる。専業主婦であったとしても、やりたいことはあるはずである。
同じような考えを持つ人や、共に成長できる人々を見つけることはできるはずである。そしてISTPは我々が遭遇する人間の中で、最も頑固な人々である。それが問題になるのは、成長する時、諦める時、変化する時に頑固さを発揮する場合である。ISTPの頑固さは、権力欲の強い哲学者を止めるための手段として存在している。頑固に腕組みをして変化を拒むためではない。
これらが社会的観点から重要な理由は、認知的焦点に関係なく、精神の神殿は厳しく判断を下し、不平を言う人々だからである。殆どの人は、そのような性格の人間を好まない。しかしこれらのことを実行すれば、自分の仕事に誇りを持って謙虚になり、人々は自然とあなたに引き寄せられるだろう。人々はあなたが詳しいことに助けを求めてやって来るので、社会不安は軽減される。そして人々を改善できるので、あなたの気分も良くなるはずである。
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