今回はENTPは社会の犬になるべきか、反抗するべきかというテーマについて取り上げる。ENTPは学校教育に向かないタイプである。彼らは教師のどんな話にも異議を唱え、Teクリティックで批判する。最終的に、その批判は既存の教育システムにまで及ぶ。

地球上の教育システムは、知能をテストしているのではなく、記憶力をテストしているという疑惑がある。記憶力に劣る人々を慰めるために考案されたのが、IQである。問題は、教師はENTPが考えることを求めておらず、ENTPにそれを変える力がないことである。SJの教師は伝統に基づき、ENTPが教育システムと協調することを要求する。仮にENTPが正しかったとしても、彼らは耳を傾けないだろう。もし自説を曲げなければ、内申点で報復を行う。

両親もENTPが大学を卒業して、まともな職に就き、結婚することを望んでいる。ENTPは彼らの為に嘘を吐かざるを得ない。実際、良い仕事に就くには大学卒業資格が要る。ここでENTPが受け入れなければならないのは、あなたがシステムの余計者であることである。ENTPが望むものを手に入れるには、除け者になることを厭うべきではない。これはマルティン・ルターがカトリックに反抗したことと何ら変わりがない。

ENTPであることの問題は、人生で自由を獲得するまで、くだらない協調ゲームをしなければならないことである。その後は何でも好きなことができる。しかし、その協調ゲームに慣れ切ってしまい、劣等Siでそれをやり続けるENTPも多い。必ずしも大学に行くことが必要ではない職種なら、見習いになって職業スキルを学ぶこともできる。その場合は別の資格や勉強が必要だろう。

もしそれができず、大学も卒業できず、就職活動もしたくない場合、選択肢は2つしかない。1つ目は、誰かの弟子になって商売を学ぶこと、2つ目は、洗礼者ヨハネのように世捨て人となって、自給自足の生活を送ることである。これができる人間は限られているだろうから、大多数のENTPは大学を卒業するまで馴れ合いゲームに耐えるしかない。

とにかく卒業して、学位を取得すればこっちのものである。またはセールスやマーケティングを学び、自分のビジネスで起業してもいい。そして自由になり、9時から5時のつまらない仕事から解放される。興味があれば、「究極のメッセージング公式」を参照して欲しい。とある海外インフルエンサーによれば、2025年はインフルエンサービジネスが崩壊に向かう。つまり、価値のあるコンテンツを作れれば、誰でも稼ぐことができる。

学校教育システムの最終目標は、あなたを社会の犬としてサラリーマンに最適化させることである。勿論、最も優秀な犬として出世を目指してもいいが、その場合はロバート・グリーンの「権力に翻弄されないための48の法則」を心得ておかねばならない。すなわち、上司より優れていてはならない、必要以上の情報提供はしない、計画を明かさない、力を集中する、などである。ロバート・グリーンの本は全て読んでおいた方がいい。

人々はあなたが彼らと同じことをしない限り、常に排斥しようとする。それがSJ社会で起こることであり、そこから逃れることはできない。だからあなたは学位を取得し、一時的に社会の犬として仕事をするが、経済的に自立すれば自由になることができる。もう彼らの目にどう映るかを、気にする必要はないのである。