今回はESFPの癖を取り上げる。一般的にはHARM(健康、野心、人間関係、金)関連の話題が望まれるだろうが、それだけだと芸がないので、こういうどうでもいい話も敢えて投稿している。

第一に挙げられるのは、酷い浪費癖である。ESFPは16タイプのどれよりもクレジットカードの支出額が多い。僅差で2位はISFPである。SFPには、このような非常識な浪費癖がある。ESFPは他人の金を管理することは得意だが、自分の金は使ってしまう。これは放浪者全般に見られる問題である。INTJはTeペアレントで自分の財務状況に責任を持つが、ESFPは自分のステータスを誇示して良い気分になりたいがために使ってしまう。

彼らには銀行口座や取引状況に払う十分な注意力がない。そうしたいと思っても、忘れてしまったり、いざという時に思い浮かばなかったりする。ESFPは自分の行動の結果を認識しておらず、その自覚もない。そのため、浪費してカードの限度額いっぱいまで使い切ってしまう。

ESFPはセールには弱い。「セールは明日までだから、今すぐこの商品を手に入れないといけない」と言われると、色々な思いが脳裏をよぎる。選択の自由を奪われている、セールでこれを手に入れる選択が間違っているかもしれないし、本当にそれが欲しいかわからない。が、ESFPはセールを望んでいる。選択権を奪われないためには、今すぐ買うしかない。そしてESFPはカードの番号を入力する。

彼らは何かを達成したのだろうか?いや、達成していない。単にショッピングをしただけである。これはネガティブな癖のひとつだが、ポジティブな癖は悪い雰囲気を変えるために、ジョークを言うことである。SFPの周りに気まずい沈黙はない。彼らが無意識ISFJに移行して、舞台裏でこそこそしない限りは、常に注目の的である。ESFPは注目を集めるか、全く注目されないかのどちらかである。注目されるかどうかで、ESFPの生死が決まると言ってもいい。

癖について話す場合、相手の言動について観察する必要があるが、私はSeトリックスターなのでESFPが何をしているかよく見ていない。これはビジュアルタイピングのアプローチに近いが、これは別の機会に取り上げる。

ESFPは酷い浪費癖を持っているが、潜在意識INTJが年と共に発達すると、改善されていく。これは素晴らしいことである。もうひとつの癖は遅刻である。ESFPはいつも遅刻する。相手は時間通りに現れる義務を負うが、ESFPには遅刻する選択肢がある。遅れて到着した場合は、無意識ISFJで人目に付かないようにこそこそしている。彼らは注目されたくない。しかし見つかってペナルティを課された時は、Siネメシスで義務を負わなければならない。

彼らはFiペアレントなので、自分が見たいアイデアや価値観について、非常に選り好みする。TiペアレントやTeヒーローはそれほど選り好みしない。彼らは皆の集合的な意見を得るために、アンケートを取る。一方、ESFPはアンケートからいいとこどりをして、独自の価値観を作り上げる。

彼らは瞬間に没頭しており、そばにいてくれる誰かを必要としているが、多くのESFPはその必要性に気づいていない。彼らには選択の自由が必要である。選択の自由を奪われると、彼らは非常に怠け者になる。その必要性の為に、ESFPは希少性セールで簡単に利用され、ソーシャルエンジニアリングされることになる。

彼らが持つ別の癖は、選択をすると別の選択肢が奪われることになるので、選択そのものをしないことである。これはマンネリの問題に繋がる。ESFPに一貫していることは、全てのタイプの中で笑顔になるのが最も早いことである。彼らは自分がどう感じているかをSeヒーローで表現する。ESFPは非常に陽気で、魅力的なタイプである。

魅力的であることは、彼らの誘惑スタイルの一部である。ESFPは情報提供型なので、STPのようなクールさはないが、知り合いに笑顔を向けたり、ファッションセンスで良い経験を与えてくれる。そしてESFPの評判は高まり、良い気分になって、笑いが止まらなくなるのである。