今回はISTPがINFJについて、どんな思いを抱いているかである。ISTPはINFJが人の感情にとらわれ過ぎていると思うだろうか?あるいは、INFJが非常に思いやりがあり、誠実で、親切な人だと思うかもしれない。それも多少はあるかもしれないが、それは表面的な見方である。
まず彼らは話が合わない。INFJは具体的な話題よりも、抽象的に人々の話をすることを好む。戦争映画よりもロマンチックコメディを積極的に視聴するだろう。ISTPはINFJを弱者と見なし、簡単に操作されることになる。ISTPは沢山いるが、これらのタイプはナルシスト、ソシオパス、サイコパスである可能性が高い。ダークトライアドという素敵な概念があるだろう。女性はダークトライアドの特徴を示す男性に惹かれる。
操作は彼らが自分の優位性を利用するために磨きをかけ、洗練させることができるツールに過ぎない。全てのISTPが人を操作するわけではなく、少数の健全なISTPは自分の技術やスポーツを楽しんでいるだけである。ISTPはESTPに続き、2番目にアルファ的な男性である。そして女性はトムボーイである。彼らは繊細なINFJを踏みにじり、彼らのアイデアに目もくれない。相性はあまり良くないが、お互いから多くのことを学ぶことができる。
ISTPの観点からは、INFJは自分と似たような考え方を持っているが、自分の方が論理的である。両者はNi-Se、Ti-Feと同じ機能を共有しているが、順列が違う。そのため奇妙な方法でお互いを理解する。ISTPはINFJの実践版のようなものであり、INFJはISTPの空想版である。ISTPはINFJのような認識をすることはあるが、それを行動に移すことはない。
INFJに対する最大の批判は、彼らが弱いことである。ISTPは劣等Seのパフォーマンスを、Teネメシスを使って自分のSeペアレントと比較する。そしてINFJは弱く、自己規律が足りないことを見抜く。なぜならISTPはSTJと関係を築くように作られており、これを他人に投影するからである。これは認知投影と呼ばれる。
通常ISTPはESTJを他人、特にISTPに投影する。視野が狭いため、Niチャイルドは目の前しか見ることができない。目の前になければ、それは現実ではないため、ISTPはINFJに拙速な判断を下し、自分のパフォーマンスをINFJのそれと比較する。INFJは形勢逆転を狙ってモラル攻撃を仕掛けるが、Fiデーモンには逆効果である。INFJのSiデーモンには忍耐力も規律も欠けており、その場の感情だけで動いているように見える。
ISTPから見ると、INFJの感情は非現実的である。INFJは劣等SeでISTPの間違いを証明しようとするが、Neトリックスターはそれを予期していない。INFJが何度証明しようとも、ISTPは忘れてしまい、INFJを弱い人間だと判断し続ける。INFJは気分が悪くなり、Siデーモンに恨みを蓄積して、何らかの復讐や正義の鉄槌をISTPに下すことになる。ISTPは戦術的で、INFJは戦略的である。INFJがその場で何を仕掛けても、ISTPは回避して勝利する。
ISTPがINFJに期待しているのは、ESTJである。これは認知的投影と呼ばれ、人は自分と相性の良い人を探して、ゴールデンペアを他人に投影する。ISTPの場合、それは哲学者タイプであり、同じテンプル騎士団ではない。ゴールデンクアドラの人々と付き合えば、気分は良くなり、上手く機能することができる。しかしINFJは哲学者ではない。ISTPは動揺する。そして自分の期待を満たさないINFJを、弱者として扱うようになる。
INFJは向上心を発揮して、ISTPを改善しようとするが、何を教えようともISTPは全てを忘れて、INFJを同じように扱い続ける。本当に腹立たしいことである。これによって、INFJとISTPは、お互いに大きな憎しみを抱くようになる。これについてはLevel12の社会的互換性でも触れているが、この関係はお互いから学び、ライバル関係を築いてスキルを向上させることはできるが、相手に悪意を抱く可能性もある。
私は「双対関係」のESFJが嫌いだが、そこから学びを得ることがある。ESFJほどではないが、ISFJも私を悩ませる。彼らは誰かが自分をソーシャルエンジニアリングして、やりたくないことをやらせるために罪悪感を抱かせようとすることを恐れている。そして往々にして、私はその「誰か」に見えるらしい。INFJとISTPも同じようなものである。
ここには同種の葛藤がある。ISTPはINFJをどう思っているのか?基本的に、INFJは弱い人間である。INFJがどれだけ証明しようとしても、ISTPはそれを忘れて、INFJへの判断を変えることはない。勿論100%ではないが、二人が幼い頃から一緒にいて、強い信頼関係を結んでいない限り、10組いたら8か9組には当てはまるだろう。このような関係の力学には、注意を払う必要がある。
コメントを残す