いつも「Seユーザーは共有経験を必要とする」と説明しているが、彼らは一人で楽しむこともできる。しかし問題は、その楽しみが彼らにとってどれほど価値があるかということである。Seユーザーにとって共有経験は思い出やトーテムを作るために行っている場合と、観客の為にパフォーマンスを行っている場合がある。彼らのパフォーマンスを鑑賞してくれる人々がいなければ、その楽しみには価値がない。
それができないと、エネルギーと意志が全て奪われ、何をするべきか見当もつかなくなってしまう。例えば、Seユーザーがスキーに行こうと誘ってくる場合、彼らはスキーがしたいのではなく、テクニックを見て欲しいのである。あなたが断れば、彼らはがっかりしてスキー自体を取りやめるだろう。テクニックを見せびらかす相手がいないスキーなど、何の意味もない。彼らの技を見る機会があれば、それは素晴らしいはずである。
Seユーザーが一人で楽しむのは不可能ではないが、非常に難しいことである。そういう時はただ座ってアニメを見ているだけで、何も有益なことはしていない。だからこそ、INFJは自分には価値がないと感じて引きこもることになる。インターネット上のSeユーザーには、経験を共有したり、思い出を作ったり、パフォーマンスを披露する相手がいない。それは物事を阻害し、彼らの精神状態は悪化する。それにどうやって対応すればいいのだろう。Seユーザーは公の場に出て、友達を作る必要がある。悪い経験を恐れて引きこもるのはやめる。
Seユーザーは出会った人々に、自分が他の人から得た悪い経験を投影しても良いと思っている。その人々と、以前に出会った人々は違う人間である。特にINTJは酷い。彼らはトリプル・ムーブメントなので、人に対して拙速に浅はかな判断を下し、それを信念として確立する。人に無能のレッテルを貼る前に、まずはあなたが健全な社会生活を送る能力を証明してはどうだろうか。彼らは採用面接官のごとく、「基準を満たす人間なら私の貴重な自分語りを聞かせてやろう」と大上段に構えているが、あなたの自分語りにそれほど価値はなく、あなたのTiはINFJのFiと同レベルである。想像上の高い地位レベルではなく、他の人々と同じレベルで行動した方がいい。
内向的なSeユーザーは苦労するだろうが、外向的なSeユーザーは外に出て誰かを見つけ、交流してパフォーマンスすることは容易だろう。特にSeヒーローは閉じ込められて、観客を見つけたり獲得できないと、精神的に参ってしまい、鬱病になったりアルコール依存になったりする。だからSeヒーローを刑務所に送り込むのは、最悪の罰になる。
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