今回は話し過ぎるとENFJが嫌がるのか、というテーマについて取り上げる。特に男性を対象としているが、女性にも該当するだろう。

ENFJの理想的な関係であるゴールデン・ペアはINFP、シルバー・ペアはENFP、ブロンズ・ペアはISTJである。これに教育学であるINTPを加えた4つの関係が、ENFJに推奨できる。この4タイプのうち、3タイプは情報提供型である。情報提供型は余分な情報を交えながら遠回しに話し、会話の役割を相手に選択させる。

冷蔵庫に行って、牛乳がないことに気づくと、率直型は「牛乳を買ってきて」と言うが、情報提供型は「牛乳がない」と報告する。報告しながら、相手が買ってくることを期待している。ENFJと互換性のある4タイプのうち、3タイプは情報提供型である。彼らは延々と話を広げ、何が本題かわからなくするのが得意である。

特にINFPはNFJと性的相性が良く、彼らと付き合うと、いやまだ付き合っていなくても、INFPがあなたのことを好きであれば、あなたが一度も返信しなくても毎日メッセージを送ってくるだろう。Facebook、Discord、Twitter、Line、SMSなど、あらゆる媒体から延々と長文を書き連ねてくる。

特にENFJの男性は、部屋で一番賢い人間であることを好む。彼らは劣等Tiなので、間違っていることを恐れている。ENFJは他人が自分の考えを評価しないこと、愚かだと思われること、間違うことを恐れている。NFPはENFJに絶えず言葉を投げかけるので、ENFJは無限のインプットを得て、それらについて考えることができる。INFPはその話に耳を傾けるので、ENFJはいつまででも話していることができる。

INFPはENFJに悪く思われることを恐れている。彼らはいかなる形でも、自分の地位が低下することを我慢できない。ENFJが愚かだと思われることを恐れているのと同様に、INFPも軽蔑されることを恐れている。特にENFJ男性が傷つくのは、公の場で愚か者として扱われることである。ENFJはゴールデン・ペアの為に作られているので、他人にそれを投影してINFPのように振舞うことを期待している。彼らは自分に全神経を集中してくれる誰かを必死に探しており、メッセンジャーで膨大な文章を送ってやれば、ENFJは大切にされていると感じるだろう。

これは自分が賢いからであり、彼らに良い経験をさせてあげたからに違いないと思い込む。ENFJは彼らにアドバイスする機会を与えられ、どんどん興奮していく。話し過ぎるとENFJは嫌がるか?むしろ興奮するだろう。話せば話すほど、自分の問題にENFJを巻き込むほど、ENFJは細部まで考えることに集中し、自分の価値について心配したり、自分が賢くないことを恐れている暇がなくなる。そして相手が自分の考えを尊重してくれると感じ、大きな刺激を受けて歓喜する。

ENFJは常にあなたを求め、手放せなくなるだろう。できるだけ彼らに話しかけ、ENFJがお考えを披露する機会を与えるのである。彼らはそれをとても喜ぶ。もし気に入らないなら、それはENFJではなく、あなたがENFJだと信じているだけの別タイプである。メッセージを送る前に、まずタイプグリッドで人を判定する方法を学ばなければならない。