カテゴリー: ESTP (3ページ目 (3ページ中))

ESTPの人間関係(初級編)

今回はタイプの基本的な人間関係シリーズ第2弾として、ESTPを取り上げる。互換性のある上位4タイプと、互換性のない下位4タイプを確認し、心理機能が働く仕組みを調査することが目的である。恋愛関係、性的関係、親子関係、職場の関係など、人間関係には様々な相性が存在するが、これは社会的互換性、つまり友人関係の話である。

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内向的直観(Ni)とは何か?

今回は外向的感覚と対になる知覚機能、内向的直観について取り上げる。アルファベットにするとNi、別名「電波」である。私は以前とあるNiユーザーから「他の人たちが語るNiはオカルトや超能力としか思えない。自分はそんな経験をしたことはないので、Niではないかもしれない」という相談を受けたことがある。Niユーザー同士でも電波を巡って見解の相違があるらしい。

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外向的感覚(Se)とは何か?

前回までは8つの心理機能のうち、4つの判断機能について解説した。判断機能は思考と感情、二つの側面から意思決定を行う。今回からは意思決定の情報源となる4つの知覚機能のうち、外向的感覚について説明する。今この瞬間に生きる人々、短期記憶へアクセスする機能である。なお、知覚機能はそれぞれ4つの元素に対応している。どの機能がどの元素と結びついているかは、アイキャッチから推察してもらいたい。

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内向的思考(Ti)とは何か?

前回は外向的感情、Feについて紹介した。今回はFeとペアになる内向的思考、Tiの話である。Tiは判断と意志決定に関わる4つの機能のひとつになる。ある意味でTiとは最も重要な機能である。ユングは自分を内向思考型だと言っていた。あれは何故かと言うと、初期の構想では内向思考型と外向感情型しか存在しなかったためである。実際は、「いや、お前は電波だからNiだよ」と思う人間が多かったので、「ユングはTiかNiか」という論争が発生したが、ユングの言う内向型とはTiのことだったのである。私は初回にユングをNiと言ったが、あれはビーブの発言が由来である。つまり、ビーブもユングを電波だと思っているのである。

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ESTPとは誰か?

前回はESTJについて紹介した。このシリーズでは読者諸氏が大好きな「タイプの特徴」を主題にして16タイプの人物像について掘り下げていくが、初回がESTJでがっかりした人もいたかもしれない。私としては最も不人気なタイプを最初に持ってくることで、読者がスクロールする手間を省いたつもりである。しかし、意外にもあれを読んでセッションに来ていただいたESTJの方がいたのである。ESTJに「ネオユングって何ですか?」と聞かれる日が来るとは思わなかった。ということで、今回のメインはESTPである。トリプル・ダイレクト、非常に率直なミスター・現実主義者でもある。

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外向的感情(Fe)とは何か?

前回は内向的感情について解説したが、今回は外向的感情、アルファベット表記ではFeを取り上げる。外向的感情はTeやFiと同様に判断機能である。TeがFiとペアになるように、Feは常にTiとペアになる。「感情」と言うと、いかにも思いやりがあって人の気持ちがわかるような印象を受ける。真実は、FiもFeも人の気持ちなどわかっておらず、「わかったつもりになっているだけ」、または「わかったふりをしているだけ」なのだが、お互いにこの設定を独占することは難しいと思ったのか、「Fiはシンパシー、Feはエンパシー」という停戦協定が作られて、何となくそういうことになっている。

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インタラクション・スタイルとは何か?(イン・チャージ)

このシリーズの前半では気質について取り上げたが、後半はインタラクション・スタイルを説明する。気質と同様にタイプは4種類のスタイルに分類されるが、分類の基準は異なる。噂によると、公式でもインタラクション・スタイルを導入しているらしい。公式と言っても海外の話で、日本の公式はテストを基にした自認でタイプを決める。しかし、自認以外でタイプを決める手段があるとしたら?今回はその手段について紹介する。

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4気質とは何か?(SP:職人)

今回は「職人」として知られるSP気質の人々に登場してもらう。職人は自由をベースにしたクリエイターである。彼らは非常に創造的で、機械的認識に優れ、周囲の物理的環境を操作することができる。これには車いじり、トラクターの運転、住宅の建設、図面、デザインなど手や工具を使ってできる作業が含まれる。

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