今回は外向的感覚と対になる知覚機能、内向的直観について取り上げる。アルファベットにするとNi、別名「電波」である。私は以前とあるNiユーザーから「他の人たちが語るNiはオカルトや超能力としか思えない。自分はそんな経験をしたことはないので、Niではないかもしれない」という相談を受けたことがある。Niユーザー同士でも電波を巡って見解の相違があるらしい。
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前回は外向的感情、Feについて紹介した。今回はFeとペアになる内向的思考、Tiの話である。Tiは判断と意志決定に関わる4つの機能のひとつになる。ある意味でTiとは最も重要な機能である。ユングは自分を内向思考型だと言っていた。あれは何故かと言うと、初期の構想では内向思考型と外向感情型しか存在しなかったためである。実際は、「いや、お前は電波だからNiだよ」と思う人間が多かったので、「ユングはTiかNiか」という論争が発生したが、ユングの言う内向型とはTiのことだったのである。私は初回にユングをNiと言ったが、あれはビーブの発言が由来である。つまり、ビーブもユングを電波だと思っているのである。
続きを読む前回はESTJについて紹介した。このシリーズでは読者諸氏が大好きな「タイプの特徴」を主題にして16タイプの人物像について掘り下げていくが、初回がESTJでがっかりした人もいたかもしれない。私としては最も不人気なタイプを最初に持ってくることで、読者がスクロールする手間を省いたつもりである。しかし、意外にもあれを読んでセッションに来ていただいたESTJの方がいたのである。ESTJに「ネオユングって何ですか?」と聞かれる日が来るとは思わなかった。ということで、今回のメインはESTPである。トリプル・ダイレクト、非常に率直なミスター・現実主義者でもある。
続きを読む前回は内向的感情について解説したが、今回は外向的感情、アルファベット表記ではFeを取り上げる。外向的感情はTeやFiと同様に判断機能である。TeがFiとペアになるように、Feは常にTiとペアになる。「感情」と言うと、いかにも思いやりがあって人の気持ちがわかるような印象を受ける。真実は、FiもFeも人の気持ちなどわかっておらず、「わかったつもりになっているだけ」、または「わかったふりをしているだけ」なのだが、お互いにこの設定を独占することは難しいと思ったのか、「Fiはシンパシー、Feはエンパシー」という停戦協定が作られて、何となくそういうことになっている。
続きを読むこのブログのテーマはダークサイドと人間関係である。他にも興味のあること、扱いたいことは色々あるが、第一の主軸はタイプ関係を構築して、それを読者に提供することである。ただし、それは「人間は皆わかり合える」とか「あなたはありのままで素晴らしい」というメルヘン調の幻想ではなく、リアリスティックなものでなければならない。素晴らしくないから人間関係で悩むのである。しかし、私は「変われ」とは言わない。いずれその話もするかもしれないが、それは今ではない。変わりたくないのだろう?それは相手も同じである。余程のことがない限り、相手があなたの為に自分を変えようとすることはない。であるならば、各タイプの性質を学び、彼らとどのように付き合っていくか考えなければならない。
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